コンサル事例集

5年間、集客できなかったコーチが「動き出せた」理由とは?

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こんにちは、起業成長コンサルタントの下山です。

今回ご紹介するのは、NLPや心理学を学び、コーチとしての技術も十分にあるにも関わらず、5年以上もの間「集客ができない」「動けない」と悩み続けてきた女性コーチKさんとの最初の個別コンサルティングの記録です。

このブログを読んでいただきたいのは、

  • 「スキルはあるけど、どうやってお客様に届けたらいいかわからない」
  • 「自分に本当に価値があるのか、自信が持てない」
  • 「お金をいただくのが怖くて、つい無料で終わってしまう」

そんなふうに感じて、なかなか前に進めないコーチやセラピストの方です。

実際のコンサルから作成したブログです。

あなたを変えるヒントが必ず見つかります!

動けない理由は、「準備不足」ではなく「方向が見えない」からだった

Kさんは、NLPやコーチング、子育て、心理学など、様々な学びを続けてきた熱心な方でした。

それでも、いざ自分の商品を作って売ろうと思うと、こんな壁にぶつかっていました:

「やってみたいけど、何をどう組み立てたらいいのか分からない」 「誰をターゲットにしたらいいのか分からない」 「知識はあるけど、お金をいただけるような形になっていない」

こうして学びだけが増え、気がつけば5年以上が経過していたのです。

真面目で完璧主義の人ほど陥る問題です

 


最初の質問は「理想のお客様って、どんな人ですか?」

初回のコンサルで、私はこんな質問をしました:

「どんな悩みを持ったお客様なら、あなたは全力で力になれそうですか?」

この質問に、Kさんは少し戸惑いながらも、こう語ってくれました。

「自分がコーチングを受けて良かったと思ったのは、子育てで毎日のようにイライラしていたことが、根本から少しずつ楽になっていったことでした」

「思考だけでは変われないと感じていて、潜在意識にアクセスするようなワークに救われた感覚があります」

そこで私は次のようにアドバイスしました:

「その体験こそが、商品づくりの出発点になります」 「誰よりもその悩みに共感できるあなたが、似たように苦しんでいる人に届けていく。まずは“理想のお客様の悩み”を10個、リストアップしてみてください」

私のコンサルでは、一人ひとりの状況に応じた投げかけをして能力を引き出していきます。
コーチング的なコンサルですが、これは長年、大企業で部下を育てる経験から身につけたスキルです。

あなたの実現したいことを尊重します。

私の型に当てはめないので、今までの学びを一切否定しません。

すべてを上手に生かすようにします!


商品設計は「あなたにとって理想的な悩み」から始める

さらに、私はこう続けました:

「自分の専門外のことには手を出さなくていいんです」 「むしろ“自分ならこの悩みなら任せて!”と思える悩みに絞った方が、自信を持って提供できます」

するとKさんは、はっと気づいたようにこう言いました:

「今まで“お客様の悩み”を分析するばかりで、“自分が扱いたい悩み”を考えたことがありませんでした…」

このタイミングで、Kさんの中に「これなら動けそう」という感覚が生まれたのが分かりました。

実は2回目のコンサルではもっと具体的に話をしたので

直ぐに行動にうつせるようになりました。


「完璧な商品を作ってから」では、一生スタートできない

コンサルの後半では、「サービスをどうやって無料から有料にしていくか」もお伝えしました。

Kさんは、最初は無料で何人かに試してから…という考えを持っていました。

2,3人は無料でも進めることは賛成しましたが、間違っても「無料100人コーチング」なんてしないように言いました。

無料を100回繰り返せばコーチングは上達するかもしれませんが、お金をもらうスキルは身につきません。

それ以外にも集客やセールストークなど、無料では身につかないスキルが磨かれないのです。

そこで私は、こうお伝えしました:

「安くてもいいんですが、“定価3,000円、今回はモニター価格1,000円”という形にするだけで、今後の値上げがスムーズになりますよ」

これにはKさんも「なるほど!それならできそう」と納得。

そして、最も重要なこととしてこう伝えました:

「最初に完璧な商品や流れを作る必要はありません」 「“目の前のお客様と一緒に作っていく”という発想でスタートすれば、自然と形になっていきます」

この一言に、Kさんは大きく頷いてくれました。

実はKさんは、私のコンサルを受ける前に、他の方の例から数万円、数十万円のコーチングの商品を作っていました。

しかし、このような方法では売れません。

なぜならば、作り手の気持ちだけで、お金を出すお客様の本当の考えが入っていないからです。

目の前の一人にしっかりと向き合って、その人のお悩みを全力で解決する中から、売れる商品が完成していきます。

「完璧な商品ができてから集客しよう!」という考えは間違いです。

お客様の悩みを聞いて初めて解決策としての商品が完成するのです!

「目の前の一人に向き合う!」

売れてはじめて言葉の意味が理解できました

でも、それまではちょっとね…笑

最後に:同じように悩むあなたへ

このコンサルのあと、Kさんはすぐに「悩みリスト」の作成に取り掛かり、次回コンサルの日程も即決。

たった1回の対話で、「何年も動けなかった人」が、自分の道を歩き始めたのです。

集客に悩むコーチの多くが、「売り方が分からない」のではなく、 「何を届けたいのかが曖昧なまま、商品を作ろうとしている」ことが原因です。


今あなたが同じように悩んでいるなら、ぜひこの事例をヒントにしてみてください。

スタートの鍵は「自分が一番力になれる悩みは何か?」を知ること。

そして、それを「誰に届けたいか」が見えてきた時、 あなたの商品も、集客の流れも、一気に動き出します。

あなたにも、きっとできるはずです。

 

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お会いできるのを楽しみにしております!

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