この記事でお伝えしたいこと
施設を出て自宅に戻ったご夫婦と愛犬の生活を支えるフリーランス介護士の実例を紹介。
介護保険ではできない柔軟な支援を提供し、やりがいと収入を両立できる新しい働き方をご提案します。

介護の仕事に限界を感じていませんか?
毎日の業務に追われ、利用者さん一人ひとりに十分な時間をかけられない。
やりたいケアがあっても、介護保険の制度の枠内でしか動けない。
頑張っているのに、給料は上がらない。
「この先もずっとこのままなのか」と不安になる。
もしあなたがそんな風に感じているなら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
介護の仕事を辞めなくても、働き方を変えることで、やりがいも収入も手に入れられる道があるのです。
制度の枠に縛られて「やりたい介護」ができない理由
介護保険では、できることが細かく決められています。
「もっと話したい」
「ちょっと手伝って欲しい」
「自由に買い物に行きたい」
そんな利用者の“願い”は制度外。
介護保険制度は、国民が誰でも受けられる生きるための制度。
必要な制度ですが、人生を楽しむため、自分らしく生きたい、と願う人には不満の残るものです。

フリー介護士という新しい選択肢
フリーランスの介護士と一般に言われるのは、介護の仕事を指しますが、私の言う「フリー介護士」は対象をもっと広げて解釈しています。
「フリー介護士」とは、
介護の経験を活かして、介護保険外のサービスや高齢者のお困りごとを、自由なスタイルで仕事にする人のことです。
・買い物や病院の同行
・ご家族が不在の間の見守り
・趣味活動のサポート など
介護保険だけではカバーできない「ちょっと困った」を、あなたの経験と人柄で支えていく働き方。
介護保険とは関係なく、自分でサービスを考えてお客様に提供するのですから、ヘルパー、介護士、ケアマネ、、、資格は関係ありません。
認知症の高齢夫婦を自宅で支えるフリー介護士の実例
東京在住、フリー介護士の武田さんのお話です。

施設を出て「自宅に帰りたい!」─ある利用者さんの選択
先日、私が支援に入ることになったご夫婦のお話をさせてください。
このご夫婦は、一度施設に入所されました。
でも、やはり施設の生活は合わなかったそうです。
「家に帰りたい」──そんなご本人たちの強い希望と、ご家族の想いが重なり、自宅での生活を再開されることになりました。
そして、そのお宅に私がフリーランスの介護士として支援に入ることになったのです。
住み慣れた家で、愛犬と一緒に過ごす幸せ
このご夫婦には、愛犬がいます。目が見えない高齢犬ですが、ご夫婦にとってはかけがえのない家族です。
施設では一緒に暮らせなかった愛犬と、再び同じ屋根の下で過ごせること。
それがご夫婦にとって、何よりの喜びでした。
私は、そんなご夫婦が住み慣れた家で安心して暮らせるよう、お手伝いをさせていただいています。

泊まり込み(午後4時〜翌朝9時)の実際の仕事内容
私(武田さん)が担当しているのは、午後4時から翌朝9時までの支援です。
デイサービスから帰ってきたご夫婦をお迎えし、夕食の準備、就寝の介助、夜間の見守り(ご主人は徘徊されるため、ずっと見守りが必要です)、朝食の準備、そして翌朝のデイサービスへの送り出しまで。
さらに、目の見えない愛犬のケアもお手伝いしています。
・デイサービスのお迎え、送り出し
・食事の準備、介助、片付け
・就寝の介助
・夜間の見守り
・愛犬のお世話
このような支援は、介護保険が適用できない内容です。
でも、ご家族が本当に必要としているのは、まさにこういった柔軟で手厚いサポートなのです。
そして、この一泊の支援で、私は1回約4万3千円の報酬をいただいています。
今の介護の仕事に納得できていますか?
施設や訪問介護で働いていた頃、私は常にこんなモヤモヤを抱えていました。
「もっとこうしてあげたいのに、時間がない」
「この方にはこのケアが必要なのに、保険の範囲外だからできない」
「これだけ働いているのに、収入が見合わない」
でも、フリーランスの介護士になってから、そのモヤモヤがなくなりました。
利用者さんやご家族が本当に必要としている支援を、自分の判断で提供できる。そして、その価値に見合った対価をいただける。
今、私は心から納得して仕事をすることができています。

週1回の泊まり込みで月17万円以上の安定収入に
武田さんのこのお仕事は、週に1回で約4万3千円。月に4回で17万円以上の収入です。
これが収入のベースになっていると、心に余裕ができます。
あとは、他の短時間の支援を組み合わせることで、十分な収入を確保できるのです。
実は武田さんは、この認知症のご夫婦の前にはもっと待遇の良い仕事が週に2回入っていました。
つまり、泊まり込みで43,000円は都内では珍しい仕事ではありません。
超高齢化社会ですから、東京以外でも今後ますます広がっていくでしょう。
「フリーランスって不安定なのでは?」と思われるかもしれません。
でも、介護のニーズは常にあります。
そして、質の高いケアを提供できる介護士は、常に求められているのです。

50代からでも成功できるフリー介護士という働き方
50代になって、「今さら新しいことなんて無理」と思っていませんか?
いいえ、そんなことはありません。
むしろ、これまで培ってきた介護の経験やスキルがあるからこそ、フリーランス介護士として成功できるのです。
施設での勤務経験、利用者さんやご家族とのコミュニケーション力、状況を判断する力──それらすべてが、フリーランスとして働く上での強みになります。

武田さんは50歳を過ぎて会社を辞めて起業しました。
40代、50代は経験と信頼がありますので
フリーランスで活躍できるベストタイミングです!
参考記事)新しい介護のかたち「フリー介護士」|人生を最後まで笑顔で過ごすお手伝い
やりがいも収入も手に入れる、あなたの新しい人生
✔でも、今の働き方には限界を感じている。
✔もっと利用者さんに寄り添いたい。
✔もっと自分の価値に見合った収入を得たい。
そんな風に思っているあなたに、フリーランス介護士という選択肢があります。
武田さんは、このようも言っています。
私は今、住み慣れた家で「愛犬と一緒に過ごしたい」というご夫婦の願いを叶えるお手伝いができていることに、大きなやりがいを感じています。そして、その価値に見合った報酬もいただけています。
これが、フリーランス介護士という働き方です。

あなたも新しい働き方を始めませんか?
「でも、どうやって始めたらいいの?」
「フリーランスとして独立するのは不安」
「具体的に何から始めればいいのか分からない」
そんな疑問や不安があるのは当然です。
だからこそ、私はこれからフリーランス介護士を目指す方のための講座を開いています。
介護保険外サービスの始め方、利用者さんの見つけ方、料金設定の仕方、契約書の作り方──フリーランスとして働くために必要な知識とノウハウを、実践的にお伝えしています。
50代からでも遅くありません。
67歳から講座に参加して趣味と特技を活かして収入を得ている女性もいます。
あなたの介護の経験とスキルを、もっと活かせる働き方があります。
やりがいも収入も手に入れる、新しい人生を一緒に始めませんか?
あなたも始めませんか?フリー介護士養成講座について
よくある質問(FAQ)
Q1. フリーランス介護士になるには、特別な資格が必要ですか?
A. もちろん資格はあれば良いですが、なくても私の言う「フリー介護士」は可能です。
なぜなら、私の「フリー介護士養成講座」では、あなたの出来ることで人のお役に立てることを仕事にできるようになります。
実際に、68歳の静岡県の女性は、施設で数年働いていましたが介護関係の資格は持っていません。
それでも、自分の得意な絵画や体操を教えたり、ちょっとしたお手伝いなどをして収入を得ています。
Q2. 50代から始めるのは遅すぎませんか?
A. まったく遅くありません。
むしろ、これまでの介護経験や人生経験が大きな強みになります。
利用者さんやご家族とのコミュニケーション力、状況判断力など、50代だからこその信頼感があります。
Q3. 収入は安定しますか?
A. 定期的な契約を結ぶことで安定した収入を確保できます。
例えば、泊まり込みの支援があれば、1晩で4万~5万円は珍しくありません。
このような大きな仕事を軸にして、空いた時間はスポットで単発の仕事を組合わせるなどして、私の講座生は立派に生活しています。
Q4. 利用者さんはどうやって見つけるのですか?
A. 知人や元同僚からの紹介、地域のケアマネージャーとのネットワーク、SNSやホームページでの発信など、様々な方法があります。
講座では具体的な集客方法もお伝えしています。
Q5. 介護保険外サービスって何ですか?
A. 介護保険以外の必要としていること全てです。
例えば「ペットの世話」「利用者以外の家族の食事作り」「長時間の見守り」「通院の付き添い」などのサービスです。
ご家族が本当に必要としている柔軟な支援を提供できます。
Q6. 料金設定はどうすればいいですか?
A. サービス内容、時間、地域の相場などを考慮して設定します。
介護保険の単価に縛られず、提供する価値に見合った料金を設定できるのがフリーランスの魅力です。
講座では具体的な料金設定の方法もお教えします。
Q7. 契約やトラブル対応が心配です
A. 契約書の作り方、保険の加入方法、トラブル予防のポイントなど、安心して働くための知識とノウハウを講座でお伝えしています。
事前にしっかり準備することで、リスクは最小限に抑えられます。
この記事の武田さんは、現時点(2025年12月)で2年間フリー介護士として働いていますが、特にトラブルは発生していません。
また、他の受講生さんも感謝されることはあっても、トラブルは起きていません。
Q8. 今の仕事を続けながら始められますか?
A. はい、可能です。
私が勧めるのは、最初は副業として始めて、仕事が増えていくにつれて、現在の仕事を検討する方法です。
無理なく移行できるステップをご提案します。
Q9. 独立するのに資金は必要ですか?
A. 介護は身一つで始められる仕事です。講座ではお金をかけない方法を教えています。
もちろん、講座内での売り買いや、私からの購入依頼などもありません。
Q10. 講座ではどんなことが学べますか?
A. フリーランス介護士としての開業準備、利用者さんの見つけ方、料金設定、契約書の作成、保険の加入方法、実際のサービス提供のノウハウなど、実践的な内容を体系的に学べます。
あなたの状況に合わせた個別サポートも行います。
また、現役で活躍しているフリー介護士さんの講座も開催していますので、理論から現場の実践まで完璧にカバーできます。
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