【介護旅行連載②】「あなたがいたから、来られた」
受講生・逢坂さんの「介護旅行」のお話をシェアします
連載の2話目となります。
前回の記事では、
介護現場で何度も目にしてきた「諦め」についてお話ししました。
まだ読んでいない方は、こちらもどうぞ↓
第1話|なぜフリーランス介護士は介護旅行を選んだのか
今回は、その続き。
「諦め」が「希望」に変わった、忘れられない瞬間のお話です。

【第2話】「あなたがいたから、来られた」
前回、逢坂さんが語ってくれたのは、
介護現場で繰り返される「仕方ない」という言葉。
今日は、その「仕方ない」が、
確かに「希望」に変わった瞬間についてご紹介します。
「旅行とかに同行できるの?」
ある日、
ご縁のあったケアマネジャーさんから、こんな声をかけられました。
「ねぇねぇ逢坂さん、旅行とかに同行できるの?」
依頼主は、要介護状態の高齢ご夫婦。
行き先は、思い出の地・軽井沢でした。
若い頃、毎年夏になると別荘のある軽井沢を訪れていたご夫婦。
けれど年齢を重ね、
「今年が、もしかしたら最後になるかもしれない」
そんな想いを抱えながら、今回の旅行を希望されていました。
7泊8日、軽井沢への付き添い旅行
ご本人たちの希望で、
7泊8日の軽井沢付き添い旅行として同行することになりました。
当日を迎えるまでに、
- ご自宅への事前訪問
- 歩行状態や生活動線の確認
- 旅先での不安やご要望のヒアリング
時間をかけて、丁寧に準備を進めていきました。
専門知識があるから、安心できる
そして迎えた当日。
- 移乗のサポート
- トイレ介助
- 服薬管理
- バイタルチェック
介護の専門知識があるからこそ、
安全に、そして落ち着いて対応できる。
また、長い時間を共に過ごすからこそ、
少しずつ信頼関係も深まっていきました。
旅行の最終日にかけられた言葉
7泊8日の旅を終える、最終日。
ご本人から、こう言われました。
「あなたがいたから、来られた。本当にありがとう」
この一言の、重み。
そして、ご家族からも、こんな言葉をいただきました。
「両親がこんなに嬉しそうにしている姿を見られて、
私たちも幸せです」
介護だからこそ、できた経験
これは、
介護という仕事だからこそ立ち会えた経験でした。
- 専門知識があるから、不安を取り除ける
- ケアの技術があるから、安全に楽しめる
- 人の想いに寄り添えるから、信頼してもらえる
そして何より、
「諦め」を「希望」に変える瞬間に立ち会える。
これが、介護という仕事の本当の魅力
この経験を通して、逢坂さんは改めて感じました。
これが、
介護という仕事の魅力であり、
自分が旅行付き添いに挑戦する理由なのだと。
ただし、この取り組みには、
まだまだ大きな可能性があることにも気づきます。
次回予告
次回は、
介護旅行という働き方が持つ、もう一つの可能性について、
お話しします。
どうぞ、お楽しみに。
介護旅行について詳しくはこちら
👉 https://shimoyama.biz/kaigoryokou/


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