起業したいけどアイデアがない…【私の黒歴史】

「起業したいけど、アイデアが浮かばない…」
「会社を辞めて自分らしく働きたいけど、何からすれば良いか分からない…」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか？

実は、これはとてもよくある悩みです。
起業したいと思った多くの方が、最初にぶつかる壁のひとつです。

私自身、今でこそ起業を教えていますが、かつては同じように苦しんでいました。

資格や経験をアピールしても一向に売上が上がらず、同期の起業塾仲間が、嬉しそうな顔をして成果報告するのを見て、焦りや不安で押しつぶされそうな毎日を過ごしていたからです。

私の黒歴史です…

会社で仕事ができる人が

起業でハマる落とし穴も解説しました。

なぜ私だけうまくいかない？

当時８０万円した有名起業塾で学んでいた頃、私は深く悩んでいました。
「どうして俺だけうまくいかないんだろう…」

ヘッドハンターから毎月声がかかるほど会社では評判だった私ですが、MBAも、ビジネス経験もアピールしているのに、全然売れませんでした。

一方で、他の人たちはどんどん稼いでいく…。

「俺には何が足りないんだろう？」と、減っていく貯金残高を見ながら、胃がきりきりと痛む毎日でした。

会社では仕事ができる人が評価されますが、ひとり起業では「優秀さ」と「稼ぐ力」は必ずしもイコールではなかったのです。

会社で優秀だった人が起業で成功するとは限らない

この現実を痛感し、MBAマーケターとして30年培ってきた自信は一瞬で崩れ落ちました。

「自分はこの世界で通用しないのか」と何度も自問自答する日々。
どん底の状態で、進むべき道が見えず、試行錯誤の連続でした。

そんな私にも転機が訪れました。

プライドを捨てて、やっと気づけたことは
資格や実績だけではお客様は動かない

お客様が求めていることは「私が何をして、お客様がどう変われるのか」だけ。

「お客様中心の商品作り」という頭では分かっていたことが、やっと腑に落ちたんです。

お客様にとって、私の資格や優秀さや派手な経歴は関係ありませんでした。

お客様が本当に求めているのは、お客様の欲しい未来が「安く、早く、簡単に！」だけなのです。

この気づきから、私のビジネスは一気に軌道に乗り始めました。

かつて私は年間売上100億円の事業部のマーケティング責任者であり、マーケティングはもちろん、商品の企画開発も指導していた経験がありました。

つまり、「商品作り」は私の得意分野だったのです。

もし、あなたが「起業したいけどアイデアがない」「まだ自信がない」と感じているのなら、安心してください。

起業したいなら、自信を持つために次々と学ぶのではなく、お客様のためにどんな商品を提供できるかを考えてください。

このことが分かると、今のあなたのスキルでも、プロ級でなくても、十分に成功できます。

お客様からお金をもらうなら「もっと学ばないと」と思っていませんか？

実は、これが間違い！
いつまで経っても起業できない原因です。

お客様は必ずしもトップレベルの専門家を求めているわけではありません。
同じ悩みを経験した親しみやすい先輩を求めていることも多いんです。

知り合いで、学校の成績は悪くても、商売が上手な人がいませんか？

スキルを伸ばすことと、ビジネス伸ばすことは線路のようなものです。
スキルだけの一本の線路では、起業もうまくいかないのです。

今のあなたのままで大丈夫！
待っているお客様が、たくさん居るんです。

今のあなたに必要なことは、持っているスキルや学んできたことを、お客様が買いやすい形、つまり商品にすることです。

私もそうだったように、あなたも必ず変わることができます。

売れるようになることは、思っているほど複雑ではありません。

「お客様のために、あなたが何をしてあげられるか？」「どのような効果があるか？」をしっかり考えましょう。

このように本当のお客様視点で考えることから、あなたのビジネスは大きく変わり始めるはずです。

ぜひ、このシンプルな考え方で、あなたも成功をつかんでください。

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