あなたは、勤め先に不満があり、転職したいと考えていますか?
私自身、キツイ経験を何度かしています。
転職したばかりで色々と大変な目に遭って、直ぐに「あー、辞めたい…」なんてことさえありました。
会社に居ることの苦しさはよく分かります。
しかし現在の日本では、良い条件を求めて転職しようと思っても容易ではありません。
若い世代ならまだしも、40代、50代ともなれば、転職には更に多くの困難が伴います。
これを読んでいる人の中には、本当は転職ではなく「会社に縛られずに自由に生活できたら」という夢を持っているのではないでしょうか?
このブログでは、転職とフリーランス、起業について比較して説明して、あなたの「人生の岐路」で判断を間違わないことを願い、私の経験も含めてまとめました。
私は、30年間に数回転職し最終的にひとり起業をしています。
転職か起業かで悩み続けた私の経験と学びを活かして
あなたは、私のように人生の遠回りをしないでくださいね。
1.転職を考える
最初に転職について考えましょう。
メリットとデメリット
転職に成功すれば、様々な良いことが期待できます。
・好きな仕事ができる
・給与アップ(月給、年収)
・使える経費が増える
・決裁権の拡大
・キャリアが積める
・良い人間関係や職場環境
など
転職に成功すれば良いことが沢山ありますが、失敗すれば大変なことになります。
デメリットは、上記のメリットの裏返しです。次々と起これば悲惨な目に遭いますね。
長年一つの会社に居た人の場合、他の環境に慣れるのがツラいということもあります。
今の会社では、言わなくても周りがやってくれることが、会社が変わると自分でやらなければならない、ということは結構多いです。
また、これまで苦労して積み重ねたキャリアや人間関係がゼロからやり直しになる可能性もあります。
転職してから「前の会社が良かった~」なんて後悔することは、よくあることです。
入社前に、条件面をしっかりと細かいところまで聞いて、後悔しないようにしましょうね。
転職を成功させるポイント
ある程度のキャリアがあるなら、ハイクラスの転職支援サービスに頼むのが良いです。
実際に私もいくつか登録して、ヘッドハンティングされました。
このような場合には、転職によるキャリアアップや待遇改善が期待できます。
また、そこまでキャリアがない場合でも、転職支援サイトを積極的に利用して、少しでも良い条件を引き出しましょう。
ハイレベルになればなるほど職務経歴書をしっかり書くことが求められます。
待遇改善のためには、少しでも良く見せる必要があるからです。
超重要な3点をアドバイスしますと…
・自分の強みと弱みを知る
・経営者視点で自分の働きを説明する
・転職先で貢献できる具体的な内容を伝える
一般社員であっても、経営者から見たあなたの優れた点をアピールしてください。
例えば、何かの作業が得意な場合には、その作業が経営にどのようなインパクトを与えるか?を考えるのです。
あなたを雇うのは経営者です。
経営者視点で「あなたが欲しい!」と思ってもらうことが大切です。
転職成功させるには、実は自己アピールが鍵なんです↓
2.起業を考える
転職の次はフリーランスも含めた起業について考えてみましょう。
起業のメリット
1.年齢不問
起業なら、年齢は全く関係ありません。誰に聞かれることもありません。
実力さえあれば結果を出せるのが起業の良さです。
アメリカでは、入社時に年齢で判断したらいけません。
米国出張の際に、おじいさんみたいな人が働いていて、びっくりした経験が今でも忘れられません。
日本の企業も、年齢ではなく実力で判断すれば、少子高齢化社会でも活性化するかもしれませんね。
2.自分のアイデアやスキルを活かせる
あなたの資格、スキルや得意分野、これまでの仕事の経験を活かして、あなた独自のビジネスを生み出すことが可能です。
3.時間と場所の自由
会社のルールやオフィス、そして面倒な人間関係に縛られることなく、自分の好きな場所と時間で仕事ができます。
リモートワークが増えて場所の自由は増えていますね。
独立すると、時間の自由も加わり、本当に自由になれます。
その代わり、仕事を自分で管理する厳しさはあります。
4.無限の成長可能性
起業には上限がありません。あなたの頑張り次第でいくらでも稼げるようになります。
努力と戦略次第で、どれだけでも成長する可能性があります。
日本企業では60歳で役職定年などもありますし、50歳を過ぎると転職の選択肢は狭まりますので、年齢が上がるほど転職より起業の方が大きなチャンスがあります。
5.夢の実現
会社に勤めている時には、自由に生活することは出来ませんが、起業すれば自分の望み通りの生活を行い、長年の夢を実現することも可能です。
これは、時間、場所、人間関係、給料、ルールなど、あなたを縛るものが一切なくなるからです!
起業のデメリット
1.リスクが高い
起業の成功の裏返しは失敗です。
「起業は100人に一人しか成功しない」とも言われます。
2.安定した収入がない
月々の収入が不確実であり、特に初期は収益が出るまでに時間がかかる場合が多いです。
会社員ならサボっていても月末になれば給料日ですが、起業したらあなたが働かなければ給料日は永遠に来ません。
3.全てが自己責任
全ての成功と失敗が自分に跳ね返ってきます。
会社では、誰かに責任転嫁できても、起業すると全て一人で背負わなければなりません。
4.多角的なスキルが求められる
小規模な起業だとしても、お客様からお金を頂く以上、しっかりとした知識が必要です。
一経営者として、マーケティングから会計、法律関係のことまで責任を負う必要があります。
組織内にいる時には当然に思っていましたが
多くの人が助けてくれていたことに気付き感謝しました。
5.孤独
一人で起業すると孤独です。
しかも、会社員時代には経験しなかった業務が増えますので、何かと不安になります。
この心理的負担は少なくありません。
起業を成功させるポイント
起業には、多くのメリットがありますが、それと同時に高いリスクと大きな責任が伴います。
転職と起業、どちらの選択も一長一短ですが、自分自身の状況と希望に合った選択をすることが重要です。
起業を成功させるポイントは、正しいノウハウを学ぶことです!
宣伝をたくさんしている大手が必ずしも、あなたに最適だとは限りません。
詳しくは、楽しく簡単なひとり起業の学び方(不安解消!起業塾ってこんなところ)
私自身、自分に合った正しい起業方法が分からずに
1年間無収入のどん底を経験しました。
情報は無限と言っていいほど無料でたくさん手に入ります。
しかし、自分に合う情報がどれかを選ぶことは出来ませんでした。
1年間売上0円でも、歯を食いしばって努力を続けた結果、
複数の起業塾に教えを請い、それに加えて30年間のビジネス経験から、ようやく自分にぴったりな「ひとり起業」の正しい方法を見つけることができました。
起業とフリーランスの違い
ここでは、会社員と起業の中間的な働き方であるフリーランスについて説明します。
1. 定義の違い
起業は、ビジネスや会社を立ち上げ、成長させるプロセスです。
これには、新しい製品やサービスの開発、マーケットへの導入、ビジネスモデルの構築、チームの構築、資金調達などが含まれます。
フリーランスは、個人が独立して働く形態で、クライアントに対して特定のサービスを提供します。
フリーランサーは、通常、プロジェクトベースで働き、自分のスキルを活用して様々なクライアントのニーズに応えます。
2. 責任とコントロール
起業家は、事業の戦略的方向性や経営に対する全責任を負います。
彼らは、ビジネスの成功や失敗に直接影響を受けるため、リスクが高まりますが、その分、大きな報酬を得る可能性もあります。
フリーランサーは、自分のスキルやサービスに対して直接責任を持ちますが、ビジネス全体を管理する必要はありません。
彼らは、自分の働き方やクライアントとの関係についてより多くのコントロールを持っています。
3. 規模と成長の可能性
起業は、通常、事業を成長させ、規模を拡大することを目指します。
これには、従業員の採用、製品ラインの拡張、市場シェアの獲得などが含まれることがあります。
フリーランスは、個人の能力や時間によって制限されるため、規模の拡大が難しいことがあります。
しかし、フリーランサーは、自分の働き方を自由に選択でき、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を追求できます。
4. 収入の安定性
起業家は、ビジネスが成功すれば大きな収益を得る可能性がありますが、収入は不安定になることがあります。
初期段階では利益を出すまでに時間がかかることが多いです。
フリーランサーは、プロジェクトに応じて収入が変動しますが、複数のクライアントから安定した仕事を確保することで、比較的安定した収入を得ることが可能です。
両者の選択は、個人の目標、リスク許容度、働き方の好みに大きく依存します。
起業が大規模なビジネスの構築と成長に焦点を当てているのに対し、フリーランスは柔軟性と個人の専門知識を活かした働き方に重点を置いています。
3.転職と起業、どちらを選ぶべきか
私は、数回の転職を行い、最終的には50歳を過ぎてから起業しました。
数回の転職の裏には、数十社に書類を提出したり、数倍の数の面接をしたりと、かなりの労力を使っています。
より良い待遇を手に入れるための転職は、そう簡単ではありませんでした。
年齢が上がるにつれて、給料が見合わない案件が増えていきますので、年々難しくなりました。
(給料が下がっても良いなら仕事は沢山ありますが、、、)
起業した直後は、マーケティングや経営のスキルを活かしつつ、SNSも学んでどんどん行動しました。
がんばっても
まったく売れませんでした…(泣)
会社員として活躍できたのに、なぜ一人になった途端に上手くいかないのか理解が出来ませんでした。
「会社で月1億円以上セールス出来たから、一人になっても、その百分の一くらい楽勝!」
なんて思いましたが、実際は起業塾にいくつか入っても、一年間売上0円!ツラくて大変でした…
あることに気付いてから、少しずつ売上を伸ばして、今では家族と都内の一軒家で不自由なく生活しています。
今ではひとり起業の自由を存分に楽しんでいます。
「あること」とは、MBAでのマーケティングなどの普遍的なことを基礎にして、企業で30年間経験してきたマーケティングやセールスのノウハウ、これにひとり起業のノウハウと最新のSNS情報を組み合わせれば良いということです。
これは他の人にはなかなか出来ないことなので、多くの方々に「本物の知識」をお伝えしたいと、私は強く思っています。
あなたは自由と責任を楽しめますか?
自由が楽しめ、自分の行動に責任が取れる人は起業向きです。
決まったことをして、決まった日に決まった給料が欲しい人は、会社員向きです。
転職活動をお勧めします。
転職と起業を選ぶのではなく両方やってみる!
転職活動も起業での試行錯誤も、めちゃくちゃやってきた私からのアドバイスは
「悩んで時間を無駄にするくらいなら、両方同時に試すこと!」
です。
会社を辞めなくても起業は出来ます。
先ずは、正しい起業を学び、少しずつ副業から始めれば良いのです。
年間20万円程度は雑収入の範囲内ですから、会社にも副業はバレません。
起業で生活できるくらいの収入を得るためには、幅広い知識と行動力が必要です。
それも、最初のアイデアが成功する可能性はかなり低く、試行錯誤しながら、どのような形にするとお客様に売れるかを経験する時間が必要です。
だから、会社で働きながら、スキマ時間や休日を使って、少しずつ行動をすれば良いのです。
そして、成功が見えたら、会社を辞めれば良いのです。
起業と同時に転職活動も行えば良いのです。
転職活動は、行動する時間よりも、あなたが望む会社に空きがあるか、という待つ時間も大切になります。
転職活動一本に絞ってしまうと「今の会社を辞めたいから、どこでも良いので転職する」という誤った決断をしがちです。
しかし、私が勧めるように起業と同時並行だと、良い案件が現れるまでじっくりと待てます。
起業を学び、知識を広げながら活動していると自分に自信が持てるようになるので、現在の仕事にも、転職活動でも良い影響が表れるからです。
あなたがチャレンジすることで、あなたの人生はどんどん良くなります!
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