「もう限界かもしれない…」
介護の現場で働く中で、ふとそう思ったことはありませんか?
給料は安いのに、仕事は重労働。夜勤や長時間労働が当たり前で、休憩すら満足に取れない日もある。
人手不足で一人が複数の利用者を担当し、精神的にも体力的にもギリギリの状態。
「もっと利用者さんとゆっくり話したい」
「一人ひとりに丁寧な介護をしたい」
そんな想いがあっても、施設や会社のルール、介護保険制度の枠の中では叶わない…。
それでも介護という仕事自体は嫌いじゃない。
誰かの役に立てる喜びを感じる瞬間は確かにある。
そんなあなたに知ってほしいのが、“フリー介護士”という新しい働き方です。
辞める前に知っておくだけで、介護の世界での働き方や人生の選択肢が広がります。
このブログでは、介護士が辞めたくなる理由を整理しながら、フリー介護士の魅力と注意点をわかりやすく解説します。
介護士を辞めたいと思う瞬間とは?
「もう限界かもしれない…」
介護現場で働く人の多くが、一度はそう感じた経験があるのではないでしょうか。
給料は低く、仕事は重労働。夜勤や長時間勤務が続き、休憩時間すらまともに取れない日もあります。
人手不足のため、一人で多くの利用者を担当せざるを得ず、心も体も疲れ切ってしまう。
さらに、利用者やその家族からの無理な要望やクレーム、同僚や上司との人間関係のストレス…。
こうした日々の積み重ねが、「辞めたい」という気持ちを募らせます。
日本介護クラフトユニオンが2024年に行った調査でも、介護士・ケアマネジャーの多くが**「本来業務ではない仕事をしている」と回答しています。
その割合は97%以上**にも及び、業務範囲外の雑務や過剰な要求に日常的に対応している現状が浮き彫りになっています。
【参照】厚生労働省:日本クラフトユニオン「ケアマネジャー限定 実態調査アンケート」集計結果」
https://nccu.gr.jp/wp-content/uploads/2024/05/nccu_caremanager_chousa2024.pdf
データで見る介護現場のリアルな不満
介護士が辞めたいと思う背景には、明確な原因があります。
ここでは代表的なものをデータとともに見ていきます。
【参照】厚生労働省:日本クラフトユニオン「ケアマネジャー限定 実態調査アンケート」集計結果」
https://nccu.gr.jp/wp-content/uploads/2024/05/nccu_caremanager_chousa2024.pdf
低賃金と重労働の不均衡
介護の仕事は、命を預かる責任ある仕事です。
しかし現実は、コンビニや飲食業のアルバイトと大差ない時給水準であるケースが多く見られます。
日本介護クラフトユニオンの調査によれば、離職理由の中で最も多かったのが**「賃金の低さ」**で、全体の約40%を占めています。
頑張っても収入が増えない状況は、大きなモチベーション低下につながります。
慢性的な人手不足と過重労働
現場では常に人手不足が続いています。一人で複数の利用者を同時にケアする状況が常態化し、トイレ介助や食事介助が間に合わないこともしばしば。
調査では、81%以上の介護士が「高頻度・長時間の電話対応」「通院介助」などの本来業務外業務を経験していると回答しています。
こうした状況は身体的疲労だけでなく、精神的な消耗も招きます。
利用者や家族からの理不尽な要求
暴言や暴力、過剰な依頼など、利用者やその家族からの理不尽な要求に悩む人も少なくありません。
特に、認知症利用者の対応では理解があっても精神的負担は大きくなります。
職場環境や人間関係の問題
上司や同僚との軋轢、ベテラン職員からのマウント、管理職の理解不足…。
こうした人間関係のストレスも離職理由として上位に挙げられます。
また、「利用者より書類仕事を優先する」「コストカットで物資が不足する」など、現場軽視の方針に不満を抱く声も多く見られます。
キャリア・将来性の不安
資格を取得しても待遇がほとんど改善されないことから、将来の展望を描けない人も少なくありません。
「このまま低賃金のまま年齢を重ねて働けるのか」という不安は、離職を加速させます。
社会的評価の低さ
介護職は感謝される一方で、社会的評価や地位は依然として低いままです。
コロナ禍では感染リスクの高い職種であるにもかかわらず、十分な危険手当が支給されなかったケースも多く報告されています。
それでも介護を続けたい理由
どれだけ厳しい環境でも、「介護の仕事はやめたくない」と思う人がいます。
その理由は、**お金や待遇だけでは測れない“やりがい”**にあります。
利用者との関わりが生きがい
利用者との会話や笑顔、感謝の言葉は、何にも代えがたい喜びです。
たとえば「あなたが来てくれてうれしい」「今日もありがとう」と言われた瞬間、疲れやストレスが少し和らぎます。
感謝されるやりがい
介護は、相手の生活や人生に直接関わる仕事です。
そのため、成果が「ありがとう」という形で返ってくることが多く、人の役に立っている実感が強く得られます。
自分のスキルや経験を活かせる
長年培ってきた介護技術やコミュニケーションスキルは、他の職種ではなかなか活かせません。
「この経験を別の形で役立てたい」という思いが、介護を続ける理由になることも多いです。
“フリー介護士”という新しい働き方とは
介護を続けたいけれど、今の職場や制度に限界を感じている…。
そんな人に知ってほしいのが、“フリー介護士”という働き方です。
施設や会社に属さず働く
フリー介護士は、介護施設や訪問介護事業所などの組織に所属せず、個人として直接利用者と契約します。
仕事内容、働く時間、報酬額を自分で決められるのが特徴です。

「フリー介護士養成講座」していますが、実は介護士さんじゃなくても良いのです。
私の考える「フリー介護士」の仕事とは、高齢者がもっと幸せになるお手伝いを、お金をいただく仕事とすることです。
このように考えると、ヘルパーでも、お手伝いさん、OTやPT、看護師、「何でも屋」でも、誰でもできる仕事もたくさんあります。
ただ、その中でも「介護士」を選んだ理由は、介護士の資格と経験があれば、高齢者のための専門知識を持っており、多くのニーズに対応できるので「フリー介護士」とネーミングしました。
だから、私の「フリー介護士養成講座」にはもっと色々な人に参加して頂きたいのです。
講座については、自由な働き方を実現!フリー介護士養成講座のご案内
利用者と直接契約するスタイル
通常の介護では、事業所や仲介業者を通して仕事を受けますが、フリー介護士は利用者や家族と直接やり取りします。
そのため、中間マージンがなく、報酬は高くなりやすい傾向があります。
・時間の自由:午前中だけ、週3日だけなど、自分の生活に合わせてスケジュールを組める。
・仕事内容の選択:自分の得意分野ややりたい介護に絞って提供できる。
・料金設定の自由:アプリや業者経由では利用者が5,000円払っても自分の手取りは3,000〜3,500円程度ですが、フリーなら全額受け取れるか、サービス内容を充実させた上で高単価設定も可能。

セクハラじいさんの仕事は拒否!(笑)
全部自分で決められるのがフリーの良い所
理想の介護を実現できる
施設や制度の制約がないため、利用者とゆっくり話す、より丁寧なケアをするなど、**「自分が本当にやりたい介護」**を実現できます。
これが、フリー介護士という働き方の最大の魅力です。
フリー介護士のメリット
フリー介護士は、これまでの介護職の常識を変える可能性があります。
現場で不満に感じていた部分を、自分の裁量で改善できる点が大きな魅力です。
① 頑張った分だけ収入になる
施設や事業所では、他の人より多くの利用者の面倒を見ても、どれだけ利用者に感謝されても、給料はほぼ固定です。
しかしフリー介護士は、自分が受けた仕事の分がそのまま収入になります。
また、他の人が働きたがらない夜間や週末を中心に働いて、平日を休むということもできます。こうすれば、収入はかなり増えますよね。

自分の仕事に自信を持っているから
フリーが良いかしら…
② 自分の理想の介護を実現できる
制度や会社のルールに縛られず、「こうしてあげたい」を形にできるのが大きなポイントです。
利用者とじっくり話したり、丁寧なケアを行ったりと、理想の介護を提供できます。

外食産業の経験がある介護士なので
食と介護の両方を独自サービスをしたい!
③ 働く時間や場所を自由に選べる
– 午前中だけ働く
– 週3日だけ勤務
– 訪問だけ、外出だけ、夜だけ働く
– 短時間・短期間の契約だけ受ける
ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

年金をもらっているから
疲れない程度に働きたいわ…
フリーならいいわね!
④ 中間マージンがなく手取りが増える
事業所や派遣会社を通さないため、手数料を取られることがありません。
料金設定も自分で決められるため、働き方次第で収入を大きく伸ばすことが可能です。

訪問で仕事を1回受けて話をじっくりすると
色々なお困りごとがでてきます。
そうすると仕事が次から次へと繋がります!
これがフリーの良い所です。
フリー介護士のデメリットとその対策
もちろん、フリー介護士にも注意点があります。
ただし、多くは準備や工夫でカバーできるものです。
① 収入が安定しにくい
固定給がないため、働かない月は収入が減ります。
② トラブルは自己責任
利用者や家族との契約内容を巡るトラブルが発生する可能性があります。
対策:口約束ではなく、サービス内容と料金を明記した簡易書面を必ず交わす。

書面はChatGPTに内容を言えばまとめてくれますよ!
③ 営業・集客が必要
仕事は自動的には入ってきません。自分で営業する必要があります。
– 紹介してもらう
– 介護マッチングアプリを活用
– 口コミや紹介を促す
– チラシやSNSで情報発信
など

勤めの時に良い仕事をしていると
フリーの仕事の紹介もたくさんあります!
④ 事故やケガへの備え
利用者宅での転倒や物損などのリスクもあります。
対策:フリーランス向け保険や介護職専用の損害保険に加入しておく。保険料は比較的安価です。
例えば、公益社団法人日本介護福祉会では、会員向けの保険「安心三重奏」があります。
https://www.jaccw.or.jp/members/hoken/anshin
④ 税金や社会保険の手続き
税金や社会保険のことをすごく心配する方がいます。
社会保険は、国民健康保険の手続きをすればおしまいです。
もしご主人がいる主婦なら、ご主人の社会保険がそのまま使えることも多いですので、専門知識がなくても心配することはありません。
税金は、確定申告ができれば問題ありません。
国税庁のホームページで確定申告ページでポチポチと入力するだけで簡単にできます。
たくさん稼いだら、個人事業主として、売上から経費を差し引いて、プラスになった分だけの税金を納めるということもできます。
(会社で自動的に色々なものを差し引かれるより、経費計上すれば確実に手取りは増えます)
これも難しそうに聞こえますが、会計のアプリを使えば、日々売上や経費を入力しておくだけで簡単に計算ができてしまいます。
これを使えばかんたんです!会計ソフトfreee

一人では心配な方は講座に参加すると
色々と聞けるから安心ですよ!
参加しませんか?フリー介護士養成講座とは、こんな講座です!
無理なく始めるためのステップ
フリー介護士は魅力的な働き方ですが、いきなり会社を辞めて始めるのはリスクがあります。
成功している人の多くは、**「小さく始めて、徐々に広げる」**という方法をとっています。
① 勤務日数を減らして時間を作る
実際に私の生徒さんの多くがしている方法がこれです。
勤めをいきなり辞めるのではなく、例えば週5勤務 → 週3勤務に変更などをして、固定給を確保しながらフリーに挑戦するのです。
また、夜勤や残業を減らし、空いた時間をフリーの仕事に充てるなどをして、現在の職場と並行しながら、徐々にフリーの経験を積みます。
こうすることで、経済的な不安を減らすこともでき、新しいことにも挑戦できます。
② スポット案件を組合わせる
フリー介護士の仕事をメインでするようになったとしても、仕事が入らない空き時間が出ることもあります。
このような時にスポットで、介護マッチングアプリ業者や単発の仕事を入れてください。
介護やヘルパーの単発の仕事はたくさんありますので、稼働時間が増え、確実に収入が増えていきます。
保証できるものではありませんが、しっかりとフリーランスとして働き、空き時間をイチロウのような単発仕事を行うことで、月に40万円以上稼いでいる生徒さんもいます。
③ 自分の得意分野を決める
得意分野をアピールすると、口コミやリピーターが増えやすくなります。
介護職の前の仕事の経験や趣味、資格などを活かせば、日本であなただけのサービスが作れます。
資格をたくさん持っている人は、どのように組み合わせると、高齢者の人生を豊かにできるか考えるといいですね!

絵が得意なので訪問の絵画教室をしています。
④ お金をもらいながら仕事を学ぶ
フリー介護士では訪問介護の仕事が多いですが、訪問介護の経験がないからといって、諦める必要はありません。
経験がない方は、最初は介護マッチングアプリや単発仕事の紹介を利用して、お金をもらいながら経験を積んで自信をつければ良いのです。
また、知り合いのフリー介護士にお願いして、最初の数回だけ同行させてもらい、仕事を覚えることもお勧めです。
自信がない最初のうちは、少し安い価格設定にして仕事を始めれば良いのです。
このような話をして嫌がる高齢者の方は一人もいません。
介護保険では受けられないサービスをあなたがしてくれるんです。
ちょっとぐらい不慣れなところがあっても、そんなことは笑顔で許してくれます。
まずは挑戦することが大事ですよ。
⑤ 信頼を積み上げる
フリーで成功するためには、身近な人や今まで関わってきた人に仕事のお願いをするということです。
あなたのことを知っている身近な人は、あなたの良さを知っています。
そういう身近な方にサービスを提供することで、近来が積み重なり、仕事がどんどん増えていきます。

毎朝5分間だけ電話で話をして、1日200円の仕事を取ってきた方がいます。
こうやって毎日お話をすれば「今日は病院に付き添って」「家の片付け手伝って」などたくさんの仕事が入ってきます。
フリーではアイデア次第です!
まとめ|介護を辞める前に“新しい選択肢”を知ろう
介護士を辞めたい理由は、人間関係や低賃金、過重労働などさまざまです。
日本介護クラフトユニオンの調査でも、約97%が本来業務ではない仕事を経験し、離職理由のトップは**「賃金の低さ」**であることが明らかになっています。
しかし、「介護の仕事自体は嫌いじゃない」「もっと自分らしく働きたい」という方も多いはずです。
そんな方にとって、フリー介護士はやりがいと収入を両立できる新しい働き方です。
ポイントは、いきなり会社を辞めるのではなく、副業から小さく始めること。
経験と顧客を積み重ねることで、安定した収入を得られる可能性が高まります。
介護を辞める前に、この選択肢を知っておくだけで、あなたの働き方と人生の選択肢は大きく広がります。
やりがいを持って、そして自分らしいペースで働ける介護の道を、もう一度見つけてみませんか?

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