【介護旅行連載①】介護現場で見た「諦め」の正体
〜なぜフリーランス介護士は介護旅行を選んだのか〜
今回は、
フリー介護士として活躍されている逢坂さんの
「介護旅行(旅行付き添い)」の実体験を、連載形式でご紹介していきます。

なぜ逢坂さんが、
フリーランス介護士として「旅行付き添い」を軸に活動しているのか。
その原点となった想いを、まずは第1話としてお届けします。
【第1話】介護現場で見た「諦め」の正体
なぜ、フリーランス介護士は
「旅行付き添い」という仕事を選ぶのか。
その理由は、とてもシンプルで、
そしてとても切実な現場の声から始まっています。
「もう一度、故郷の海を見たいんだけどね」
逢坂さんが施設で働いていた頃。
ある利用者さんが、ぽつりとこう話しました。
「もう一度、故郷の海を見たいんだけどね」
とても静かな、でも強い想いがこもった一言。
しかし、その願いが実現することはありませんでした。
行かせてあげたい。でも、できない。
理由は、誰かが冷たいからではありません。
- 人手不足
- リスク管理
- 制度の壁
現場の職員も、ご家族も、
「行かせてあげたい」と思っている。
それでも、
- 「どうやって行くのか分からない」
- 「何かあったら責任が取れない」
そうして話は止まり、
最後はいつもこの言葉で終わってしまうのです。
「仕方ないよね」
介護保険制度では、応えられない想い
介護保険制度は、
日々の生活を支えるための、とても素晴らしい仕組みです。
ですが、
- 「最後にもう一度、行きたい場所がある」
- 「人生の中で、どうしても叶えたいことがある」
こうした想いは、
制度の枠の中では応えきれないことが多いのも事実です。
私が現場で見てきたのは「諦め」でした
逢坂さんが、介護の現場で繰り返し目にしてきたもの。
それは、
- 本人の諦め
- 家族の諦め
- そして、現場の諦め
誰も悪くない。
でも、確実に「叶わない」方向へ流れていく現実。
本当に、その「諦め」は必要だったのでしょうか?
介護福祉士であり、旅行介助士でもある逢坂さん。
彼は、この問いに真正面から向き合いました。
本当に、諦めるしかなかったのか?
何か、別の方法はなかったのか?
そして出した答えが、
「フリーランスとして、旅行付き添いに挑戦する」
という選択でした。
「諦め」を「希望」に変える仕事へ
施設や制度の中では難しかったことも、
フリーという立場だからこそ、できることがある。
利用者さんの
「行きたい」「見たい」「感じたい」という想いを、
もう一度、人生の中に取り戻す。
それが、
逢坂さんが「旅行付き添い」を仕事にしている理由です。
次回予告
次回は、
実際に「諦め」が「希望」に変わった瞬間について、
具体的なエピソードをお話しします。
どうぞ、お楽しみに。
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