私は起業を教えていますが、「起業しよう!」と決意し、数十万円も支払って起業塾に入ったのに行動できない方がいます。
どんどん積極的に行動できてしまう人も居ますが、ふつうの主婦や会社員が起業しようと考えても、実際に行動しようとすると足が止まることは珍しいことではありません。
もし、あなたの行動が止まっていたら、自分を責めないでください。
あなたは、色々と考えられる賢い方なのです。
起業成功のためには行動が必要です。そして行動するためには「自信」が大切です。
一般的に自信をつけるために、出来る範囲で少しずつ行動して自信を付けていく、ベビーステップを踏むことを勧められます。(あかちゃんの歩幅なら歩けそうです)
しかし、行動できない人にとっては、これでは解決できないのです。
小さな一歩を出せばよいって分かっているけど
自信がないから何もできないのよ…
このブログでは、どうしたら本当に行動できるようになるのか、スピリチュアルではなく論理的に説明をします。
最後まで読んで自分の事に落とし込んで頂ければ、必ず行動できるようになります。
自信があれば行動できる理由
ひとは、自信があれば行動できるようになります。最初に、自信があると行動しやすくなる理由をまとめてみますので参考にしてください。
1.自分の能力を信じられるから行動できる
自信があると自分自身に自信を持てるので、自分の能力や価値を高く評価できます。それによって、自分の目標に向かって前向きに行動することができます。
2.自信が成功確率を高めるから行動できる
自信があると成功する確率も高くなります。
過去に成功した経験や良い結果を思い出すことで、自分にはできるという自信が生まれます。成功体験や良い結果は、自信をさらに高めてくれますし、新しいことにもチャレンジしやすくしてくれます。
3.リスクを取れるから行動できる
自信がある人は、失敗やリスクを怖がらない傾向があります。
自分の能力に自信を持っているから、困難な状況にも立ち向かえます。失敗から学んで成長することもできますし、新しいスキルを身につけることもできます。
4.コミュニケーションに自信があるから行動できる
自信があると、自分自身を表現したり、他の人との関係を築くことがしやすくなります。
自分の意見や考えを自信を持って伝えられますし、他の人とのコミュニケーションもスムーズになります。
5.プレッシャーに負けないから行動できる
自信がある人はストレスやプレッシャーに強くなります。
自己評価が高いから、困難な状況でも冷静に対処できます。自信があることで心の健康にも良い影響を与えます。
自信が行動への勇気と意欲を生む理由はこれです。
ただし、自信があることはいいけれど、過度な自信や傲慢になることは避けなければいけません。バランスを保ちながら自信を持つことが大切です。
以上の通り、行動できないという人は、自信を持てば良いのです。
自信があれば行動できるのは当然ですよね。
でも、自信が持てないから困っているんです。
自信が持てない理由
自信を持てれば行動できることは分かりましたが、では肝心な自信を持つにはどうしたら良いか?という課題が生まれます。
一般的に言われる自信を持つ方法は少しずつ自信をつけるという方法です。
小さな無理のない範囲で行動して、少しずつ実績を積み重ねて、それを自信につなげるという方法です。
自信がないから行動できないのに、「自信を持つために行動しなければいけない」と言われると矛盾に感じる人も多いでしょう。(論理的には矛盾していますよね)
多くの起業塾では、このような指導しかしないため、出来る人と出来ない人がキレイに分かれてしまいます。これがいわゆる「ゼロイチの壁」です。
自信がないからできないんです~
やれば自信がつきます!
(自信がなくて)行動できません~
堂々巡りで問題はまるで解決していませんね…
マル秘!自信を持てる8:2の方法
起業成功のために自信をつける!ベビーステップだ!と分かっていても、本当に初めてのことなら、歩幅を小さく赤ちゃんのようにしても、一歩を踏み出せません。
そんな時に有効なマル秘テクニックをご紹介します。
挑戦する時に、既に経験済みのことを8割入れるという方法です。
例1)カウンセリングは無料で何回も経験している、今回の挑戦は同じカウンセリング方法でお金を頂くことに挑戦する!
例2)インスタ投稿はプライベートで経験済み。今回の挑戦はインスタでモニター募集の投稿をすることに挑戦する!
例3)30分2,000円のセラピーは販売実績がある。今回の挑戦は、6か月の30万円商品を販売すること!
このようにして、あなたの心の中で自信が持てることを中心にして、少しの挑戦を加えるというマインドで行動するのです。
「100%挑戦」で新しいことばかりでは、何を言われても出来ないと思います。
そんな時、経験したことにちょっとだけ挑戦を加えるように工夫しましょう。
このように考えると、今まで踏み出せなかった一歩が踏み出せるようになりますよ!
経験しているから大丈夫!
自信を持ってくださいね!
参考)「楽しく簡単なひとり起業」のコンサル
私の起業塾では、事細かく行動レベル(例えば、メールの返信内容)まで具体的にアドバイスすることで「言われた通りにやって売れる」という経験を積んでいただいています。
一つの成功体験ができれば自信が生まれ、次の行動へと繋がるからです。
生徒Aさん:LINE登録者さんからこんなメッセージが来ました。どうすれば良いですか?
私:次は、~~~な感じで返信してみてください。
生徒Aさん:分かりました!すぐ連絡してみます!
このような関係なので、自信がなくても行動にうつせるのです。
自信がない方は伴走する先生が居ると行動できるように変われます。
楽しく簡単なひとり起業の学び方(不安解消!起業塾ってこんなところ)
自信がないなら〇〇主義を辞める
セラピストさんの例を考えます。
技術を身につけて色々なことができる方でも、このような悩みを持つことが多いです。
自分の身体を完治できないのに
人にセラピーをして本当に良いのかしら?
例えば、長年の腰痛やアトピーなど、その人の長年の蓄積でなってしまった症状を一瞬で治すことは誰にもできないことでしょう。これが現実だと思います。
しかし、自分がセラピストとして起業して、お客様からお金を頂くなら完璧に治さないといけないと思い込んでしまいます。
「腰痛を完全に治さなければいけない」
「完治できないならお金をもらえない」
セラピーをする際に、慢性症状でも完治を目標に置いたら、どんなにスキルが上がっても、いつまで経っても始められないのではないでしょうか?
腰痛であれば、痛みのレベルが、最高の10から7に減ったとしたら、どうでしょうか?
ある人にとっては嬉しいことで、いくらお金を出しても欲しいものかも知れません。しかし、ある人にとっては痛みが3割減るだけでは満足しないかもしれません。
「痛みを軽減することは可能です。しかし数か月で完治は難しいです。」
「痛みが減って歩行が楽になるレベルまでは回復できそうです」
「ずっと痛いという状態から、ほとんど痛みを忘れるくらいには変化できます」
などと、あなたが出来る範囲の目標を伝えて、相手と話し合えば良いのです。
目標に合意してくれた方だけをお客様にすれば、あなたは自信を持ってセラピーが出来るようになっているはずです。
完璧主義を辞めて自信のある範囲で行動しましょう!
余談)完璧は自分基準だから意味がない
お客様の望みが最初の時から変化することはよくあります。
例えば「腰痛を治してくれ!」という当初の要望があったとします。
結果として完治できなくても、痛みが3割減って、毎日の買い物が自然に出来るようになったら感謝されることもあります。
このように表面的な言葉だけでは分からないことがありますので、現実は難しいです。
自分基準の完璧主義にはあまり意味はないので、さっぱりと捨ててお客様の方を向いて行動した方が上手くいきます。
〇〇を手放せば一瞬で行動できる人になれる
お読みいただいた通り、完璧を目指さなくても良いと自分を許した瞬間に世界が変わります。
あなたの心の中で、行動できない理由を考えましょう。恐らく、何かが完璧ではないという思いがあるはずです。
完璧主義をちょっと緩めてあげてください。
そうした途端に、行動できることが増えるはずです。
完璧じゃなくて良いのなら「これができる」「あれもできる!」と思いつくと思います。それは、自分の自信が持てる範囲のことをやるからです。
考えてみてください
現実社会で完璧というものはほぼありえません。この瞬間に完璧と思えても、何年か経つと完璧ではないことが分かります。
そんな風に少し肩の力を抜けば上手くいきます。
お客様の質問で分からないことは「すみません、分かりません」と素直に返事をすれば良いのです。そして
「調べて折り返し連絡しますので、少しお待ちください」
これで良いのです。
私もあなたも神様ではありませんから、知らないこと、出来ないことがあるのが当然だからです。
完璧主義の鎧を脱ぐことで、あなたの世界が一気に広がります!
この記事を読んでも行動できないならば、こちらも読んでください。お金のブロックを外すビジネス思考
余談)私の失敗談
起業塾に入る際に「目標は月100万円です!」と言われたので、私はAさんの目標実現のために課題を与えてプッシュしました。
「Aさん、この前教えたこと出来ていませんよ!」
「毎日投稿しないと集客できませんよ」
こんな感じです。
しかし、これではダメだったのです。
Aさんの本音は
「教えてもらうなら月100万円と言っておこう」
「でも、自分の好きなことが少しでも収入になれば良い」
ということだったのです。
Aさんは、死ぬ気で100万円を稼ぎたいわけではないので、私からプレッシャーをかけられて、課題を出されたらイヤになりますよね。
これは私の完璧主義的な考えで失敗した一例です(笑)
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