「起業」と言うと、シリコンバレーのベンチャー企業や株式公開して億万長者になるようなスケールの大きな成功物語をイメージする方も多いのではないでしょうか?
「資金調達して、数年後に株式公開してドバイへ移住!」みたいな…
このような世間で言われる派手な「起業」とは別に、趣味や特技の延長で楽しみながら収入を得る「ひとり起業」もあります。
ひとり起業では、ドバイに移住するほど稼ぐのは大変ですが、好きな時に旅行したり、カフェに行ったりする余裕を作るのは難しくありません。
もちろん、どちらを選ぶかはあなた次第!
大切なことは、両者が全く違うということを知ることです。
違いを知らないと、お金も時間も労力も、大変な遠回りをしてしまうからです。
あなたのしたい起業を明確にイメージすることが成功の近道です!
この記事を最後までお読みいただくと、起業したいと思ったら、何からすれば良いのか明らかになります。
子育てで忙しいママでも、残業続きの会社員でも、子育て卒業した専業主婦でも、どなたでも起業が、今まで以上にもっと身近なものに変わります♪
大企業で新規事業の立ち上げやV字回復も実践
経営学の修士号を持つビジネスのプロ
5人の子どもを抱えてひとり起業も実践しました!
1.起業の始め方
「起業したい」「起業は何からしたら良いか?」と言う方のために、起業の始め方を大まかにまとめます。
起業成功のステップ
一般的な起業成功のステップを説明します。
A.ビジネスアイデアを明確にする
あなたが何を提供したいか、市場ニーズは何かを把握することから始めましょう。
B.マーケティングリサーチを行う
競合他社や顧客ニーズを調査し、ビジネスの成功に必要なリソースを把握することが大切です。
アイデアが市場で差別化できるか十分に検討する必要があります。差別化した独自のポジションを探します。
C.ビジネス計画を作成する
ビジネスアイデア、財源調達計画、マーケティング計画、財務計画などを含む詳細なビジネス計画を作成することが重要です。
D.ネットワークを構築する
ビジネスパートナー、アドバイザー、投資家、顧客などとのコネクションを構築することで、資源とアドバイスを得ることができます。
E.資金調達を行う
自己資金、ローン、キャピタルなどを含む資金調達オプションを検討し、最適な方法を選択することが大切です。
ビジネス計画をプレゼンして、ビジネスが今までに世の中にない画期的なもので、将来的に大きなビジネスになる夢を語る必要があります。
以上が、教科書的な起業成功のステップです。
関係者が納得するように計画を作りこみ、資金を借りて設備や機械を購入し、念願の事業をスタートさせる方法です。
しかし現実はビジネス計画通りに進みませんので、状況の変化に対応しながら改善を繰り返し、結果が出るまで粘り強く努力することが起業成功に大切です。
なるほど~!
ワクワクしてきたぞ~!
行動する前に考えること
教科書的な起業のステップを説明しましたが、大切なことなので少し話を戻します。
起業に向けて行動を起こす前に、どのような起業をしたいか明確にしてください。
- チームを作って新しいビジネスを立ち上げる
- 困っている人を助けるNPOを作る
- カフェやパン屋などお店を開業
- 商品を安く仕入れて転売
- 占いやヒーリングなど一人で開業
- 経験を活かしてカウンセリング
など、起業と言っても、やりたいことも形も様々だということが分かりますよね。
形が違うので、先ほどの「起業の教科書」だけでは、うまくいかないのです。
あなたに合った起業法を知って、最初の一歩を踏み出さないと、お金も時間も労力も無駄にしていしまいます。
あなたがしたい起業のイメージをはっきりとさせましょう。
2.起業がうまくいかない理由
ここでは「起業は難しい」と言われる理由を説明します。
もう少し正確に言うと、起業は誰でもできますが成功することが難しい理由です。
起業することはお金さえあれば誰でもできてしまいます。
株式会社もお金を出せば簡単に登記できますから、直ぐに社長になれます。
しかし、起業後にビジネスを継続すること、売上を上げて利益を残すことは、とても難しいのです。
他人の教科書ではうまくいかない
先ほど説明した起業のステップは、「起業の教科書」的な書籍や情報、行政機関が一般的に説明するものです。
先ほどの例でいえば「チームを作って新しいビジネスを立ち上げる」「カフェやパン屋などお店を開業」する場合にはうまくいく方法です。
しかし、目指している起業の形が違うならば、同じ方法で頑張っても結果は出ません。
多くの本や行政機関の起業セミナーなど、一般的に社会的に信用度が高いものですが、最近のひとり起業の方法などは知りません。
多くの人が自分に合わない起業方法で、まじめに努力して、成果が出ずに疲れ切って、起業を諦めることになるのです。
あなたの教科書は、本当にあなたに合ったものですか?
一人でマイペースで起業したいなら
趣味や特技を活かして、マイペースで一人で起業したいと思っている人が、一般的な起業の教科書でうまくいくでしょうか?
答えはNoです
理由は、「教科書」は理論的には正しいのですが、起業の目指す目的と方法が合っていないからです。
一例を挙げるとマーケティングについての誤解です
競合他社や顧客ニーズを調査し、ビジネスの成功に必要なリソースを把握することが大切です。
リサーチとか競合他社を調べることは
多くの起業塾で教えていますが
私自身はできませんでした…
出来ない理由
・競合他社の情報が入手できない
・顧客ニーズのデータがない
・成功に必要なリソースが分からない
ひとり起業では、フルタイムの場合には月100万円を目標にすることが多いです。また、副業や子育てや介護のすきま時間を活かす起業ならば、月10万円が目標という方も多いです。
問題は、規模が小さすぎて市場データが不足しているということです。
そもそもマーケティングという学問は、大企業のために開発されたものです。
少なくても、数十名の組織を使って、年間売上数十億円のビジネスをどうするか?というものです。
会社員時代には、小さくても数十億円の規模でしたので、市場調査して、戦略を作り、必要なリソース(人、モノ、金)を考え出すことができましたが、ひとり起業では情報が不足しています…
情報が不足し、理論的にも規模が小さすぎて対象外なのに、マーケティングを鵜呑みするから起業に失敗するのです。
多くの人が起業を学んでも失敗する理由の一つはここにあります。
私は大企業でマーケティング責任者も経験したので
マーケティングの知識を過信して
ひとり起業で失敗しました…
起業に成功する人はごくわずか
行政機関などの創業支援で学べる方法は、世間で思われる一般的な起業イメージのものです。
事業計画書の作り方を教えてもらい、資金を借りて、銀行口座を開いてスタート!という教科書のものです。
行政機関の創業セミナーならば格安で学べますので、あなたの目指す起業と一致するなら活用して成功に向けて頑張ってください。株式公開して大金持ちになれる可能性がある方法です。
しかし、確率で言えば、失敗する確率が高い方法です。
中学高校6年間と教科書英語を学んでも、アメリカ人と会話できませんよね?
「起業」も同様で行政が考える教科書では売上が上がらないのです。
実は私も30年間一流企業で働き、経営学の修士号も持っていたので、この起業の一般的な教科書を信じていました。(というか、それしか知りませんでした)
しかも
俺ならデキル!
なんて思い込んでいました。
その結果、1年間売上0円というどん底を味わうことにことになったのです。
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3.簡単に始められるひとり起業
起業の一般論は正しいですが、資金調達するやや大がかりなビジネス手法です。
失敗すると多額の借金を抱えてしまうので、気軽に簡単に起業しませんか?と言えません。
私のおすすめする「ひとり起業」は、もっと楽しくて簡単な方法で、ふつうの人が自分の力で仕事を作り収入を得ることです。
借金をしない方法なので「失敗した!」と感じたら、またやり直せるので、起業の始め方としておすすめしています。
・資格を活かして収入を得る
・会社での経験でコンサルタントをする
・看護師の経験で個人で介護サービスをする
・セラピーを学び人を癒す仕事をする
・得意の占いで生活したい
など
ひとりで出来る小さなビジネスのことです。
「楽しく簡単なひとり起業」では、生徒さんの売上目標は月10万円〜100万円です。
参考)月100万円以上を目指す場合には、広告を使い、パートナーに仕事を外注するなどの方法を教えています。
ひとり起業の教科書「楽しく簡単な起業」をブログで公開しています。無料でもっと学びたい方は、楽しく簡単な起業の教科書 をご覧ください。
起業したいなら「楽しく簡単なひとり起業」で始めてみましょう!
起業したいと思ったら何から始めるべきか
私はマーケティングや経営学に詳しかったため、「起業の一般論」が一人で起業する時にも使えると考えて実践した結果、失敗しました。
世間に広く伝わる起業の教科書が、一人で起業する時にはうまくいかないことを、身をもって知りました。
失敗経験者からあなたにお伝えしたいことは
売れるかどうか分からない商売のために、最初から借金を勧める教科書の起業方法は、個人の負担が大き過ぎて危険だからです。
趣味や特技で、少しお小遣い稼ぎをしたいだけなのに、事業計画書やら資金調達を勧められたら、やる気をなくすと思います。
最初から借金することが前提だったら、誰も気軽に起業できませんよね?
起業を楽しく簡単にしませんか?
私自身の失敗の経験から「楽しく簡単な起業」方法を体系化して、困っている人に教えるようになりました。
5年前の私にプレゼントしたら泣いて喜ぶ方法を作りました。
こんな風に考える方が多いですが、全て間違いです
これらの発想では一円も稼げずに断念することになります。
上手くいっても、一回3,000円のような低価格から抜け出せないことになります。
結論:起業の第一歩は自分に合った方法を探すこと
起業成功の第一歩は、あなたの目的に合った起業方法を教えてもらうことです。
起業は日本の学校では習わないため、どこかで誰かに学ぶ必要があります。信頼できる先生から学んでください。
起業したい!と思って情報検索すると広告にお金をかけた大規模な起業塾が見つかるでしょう。
あなたが数十万円払った後に教えてくれるのが「起業の一般論」です。
これが起業塾に入っても、ほとんどの人が失敗する理由です。
最後に大切な点をもう一度!
何から始めるか、どの先生から学ぶか、で人生が激変します。
あなたの成功をお祈りいたします!
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