「今は無料でやっています」
「お客様は、まだ知り合いだけです」
ヒーラーの方とお話ししていると、この2つをよく聞きます。
技術は身につけた。
料金をいくらにするかも、考えてはいる。
ところが、実際にお金をいただく段になると、手が止まる。
そのまま無料のセッションを続けていると、来てくださるのは「無料だから来た方」ばかりになります。
有料で受けてくださるのは、事情を知っている知り合いだけ。
この記事は、そこから抜け出すための話です。
結論から言うと、必要なのは技術でも度胸でもありません。順番です。
なお、料金をいくらにするかについてはレイキヒーリングの料金を決めるとき、相場をどこまで参考にしていいのかで詳しく説明しています。
この記事は、決めた金額を実際にお客様へ伝えて、受け取っていただくまでの話です。
なぜ、無料から抜け出せないのか
理由は3つあると考えています。
無料には、無料の方が集まります
「無料でセッションします」と告知すると、確かに人は来てくださいます。
ただ、その方が有料に進んでくださるかというと、それは別の話です。
実際にご相談を受けた方が、こうおっしゃっていました。
「無料だから登録してくれたのかな、と思いました」
無料そのものが悪いのではありません。
無料の「あと」に何を伝えるかが決まっていないと、無料で終わります。
そして無料のまま続けていると、有料でも受けたいと思ってくださる方に出会う機会が、そのぶん減っていきます。
「まだお金をもらうほどではない」と思ってしまいます
資格は取った。練習もした。
それでも「自分はまだ、人からお金をいただくほどでは」と考えてしまう。
これは謙虚さです。悪いことではありません。
ただ、この状態には終わりがありません。基準が自分の中にしかないからです。
「あと半年勉強したら」と思って半年後になると、また新しく学びたいことが見つかります。
資格を増やしても、この気持ちは消えません。
決着をつけられるのは、お客様だけです。
提案すると、押し売りになる気がします
「こういうコースもあります」と言おうとして、言えない。
これも、実際にお会いした方の言葉です。
「そう言ってしまうと押し売りになる、って考えてしまうことが多いんです」
もうひとつ、こういう声もありました。
「高額のコースを作ってはみたんですけど、なかなかご説明が言い出せなくて。まあ、いいかな。まあ、いいかな、と」
商品は作れているのに、口に出せない。
ここで止まっている方は、とても多いです。
この「押し売りになる気がする」には誤解があります。
後半でお話しします。
最初の一人は、1,000円でもかまいません
ご相談を受けたとき、私が最初にお願いするのは、いつも同じことです。
1,000円でも2,000円でもいいので、一人に受けていただいてください。
金額の話ではありません。
「お金をいただいて提供した」という経験があるかどうかで、その後がまったく変わります。
1,000円でも、変わることが3つあります
- 相手の姿勢が変わります
無料で受けた方と、お金を払って受けた方とでは、真剣さが違います。感想の中身も変わります。 - 自分の姿勢が変わります
いただいた以上は、という気持ちが出ます。準備の仕方も変わります。 - 次の値付けに根拠ができます
「2,000円で受けてくださった方がいる」という事実は、相場を調べて決めた数字よりずっと強い材料です。
500円でも構いません。
まずゼロを1にしてください。
そこから先は、あとから何倍にでもできます。
まずゼロを1に。その次は、何をいくらで売るかです。
1,000円で受けていただけたら、次の一歩は「どんな商品を、いくらで、誰に売るのか」を決めることです。
そこが決まらないまま進むと、しばらくして、また無料と知人のところへ戻ってきます。
まずは無料の個別相談から。売り込みの場ではありません。
知人に売るのが怖い、について
なぜ、知らない人より知人のほうが怖いのか
不思議なことに、多くの方が「知らない人に売るより、知っている人に売るほうが怖い」とおっしゃいます。
「お金を取るの?と思われそう」
「関係が気まずくなりそう」
これは自然な感覚だと思います。
ただ、ここには順番の誤解があります。
押し売りとの違いは、順番にあります
押し売りとは、相手が求めていないものを勧めることです。
だから、先に聞いてください。
今どんなことで困っているのか。
どうなりたいと思っているのか。
聞いたうえで「それなら、こういうことができます」と言うのは、押し売りではありません。提案です。
順番が逆になると、押し売りになります。
先に「私はこういうコースを持っています」から始めると、相手は身構えます。
相手が何に困っているか分からないまま勧めているので、当然です。
技術の説明から入らないでください
もうひとつ、伝わらなくなる原因があります。
自分の技術の説明から始めてしまうことです。
「レイキヒーリングとは、宇宙のエネルギーを……」
相手が知りたいのは、そこではありません。
「この痛みは楽になりますか」と聞いている方に、「レイキヒーリングとはですね」と説明を始めると、その時点で「じゃあ、もういいです」になります。
先にお伝えするのは、受けたその方がどうなるかです。
「今こういう状態だと思うので、まずこれをやってみましょう」
技術の名前は、いちばん最後で構いません。
知人で終わらせないために、必ずやること
知人に受けていただけたら、その場で終わらせないでください。
- 感想をうかがう
- 掲載してよいか確認する
- どこがよかったのか、具体的に聞く
知人からの1件は、次に知らない方へ届けるための材料になります。
ここを飛ばしてしまうと、知人に売れただけで終わり、次につながりません。
知人以外の方に、どう出会うか
SNSを毎日投稿しなくても構いません
「毎日投稿しないと集客できない」と思っていませんか。
長く続けていらっしゃる方を見ていると、SNSを毎日更新している方ばかりではありません。
むしろ、投稿を頑張っている時期ほど申し込みが来ない、ということも起こります。
理由は単純で、集客のために書こうとすると、書けなくなるからです。
「何か役に立つことを書かなければ」
「うまくまとめなければ」
そう思うほど手が止まります。
続いている方がやっていること
実際に続いている方に共通しているのは、こういうことです。
- お客様とのやりとりを、そのまま書いている
「こういうご相談があって、こうお伝えしました」という記録です。加工しません。 - 1週間の変化を書いている
「1週間でこう変わりました」という具体的な話は、どんな一般論より伝わります。 - 1つの場所に絞っている
全部のSNSをやろうとしていません。自分が続けられる場所を1つ決めています。
お客様が来てくださると、対応に必死になって発信が止まります。
そして落ち着いた頃に、また一から集客をやり直すことになります。
だから、忙しいときこそ、軽くでいいので書き続けてください。
無料は、やめなくていいんです
ここまで読んで「無料をやめなければ」と思われたかもしれません。
そうではありません。
無料をやめる必要はなく、無料の「あと」を決めるだけです。
無料で受けていただく。
その場で終わらせず、感想と困りごとをうかがう
「実は、こういうものもあります」とお伝えする。
これは特別なことではなく、普通の流れです。
無料が入口として機能していないのは、無料が悪いのではなく、入口のあとに道がないからです。
無料をきっかけにして、その後どうするか、を決めておく必要があるのです。
このような商品作りの方法は、レイキヒーリングを高額商品にする方法に詳しくまとめていますので、ご覧ください。
よくある質問
いつ有料に切り替えればいいですか
準備が整ってからではなく、次の一人からで構いません。
金額の大小より、一度でも有料で提供した経験があるかどうかが分かれ目になります。
1,000円でも2,000円でも、まずゼロを1にしてください。
知人に「お金を取るの?」と思われそうで怖いです
先に相手の困りごとをうかがってから提案すれば、押し売りにはなりません。
順番が逆になると押し売りに見えます。
また、長く付き合いのある方には「今回はお試しの価格で」という形もあります。
無料モニターは何人までやればいいですか
人数を決めるより、期間を決めてください。
「今月いっぱいまで」のように区切らないと、無料のまま何年も続きます。
区切りがあると、こちらも次の話を切り出しやすくなります。
SNSをやっていないと集客できませんか
毎日投稿する必要はありません。
続いている方は、場所を1つに絞って、お客様とのやりとりを記録として書いていることが多いです。
集客のために書こうとすると、かえって書けなくなります。
値段を伝えるとき、何と言えばいいですか
金額だけを伝えないでください。
「これは1万円です」ではなく、「通常は15,000円ですが、今回は1万円です」のように、基準になる価格を先に伝えます。
基準がないと、その金額があなたの価値そのものとして受け取られます。
資格をもっと取ってからのほうがいいですか
資格を増やしても、お金をいただく不安は消えません。
ご相談を受けた方が「資格を持っているだけでは、本当に何にもならないと思った」とおっしゃっていました。
学ぶことと、届けることは別の作業です。
まとめ
無料と知人だけの状態から抜け出すために、押さえるところを整理します。
- 無料には、無料の方が集まります。
無料をやめる必要はなく、無料の「あと」を決めてください - 準備が整うのを待たないでください。
基準が自分の中にしかないので、いつまでも整いません - 最初の一人は1,000円でも構いません。
有料で提供した経験があるかどうかで、その後が変わります - 押し売りとの違いは、順番です。
先に困りごとをうかがってから提案すれば、それは提案です - 技術の説明から入らないでください。
先に伝えるのは、受けたその方がどうなるかです - 知人で終わらせないでください。
感想と掲載許可が、次の一人に届けるための材料になります - SNSは毎日投稿しなくて構いません。
場所を1つに絞り、お客様とのやりとりを記録として書いてください
技術を身につけることと、それを仕事にすることは、別の作業です。
別の作業なので、別に学べば身につきます。
センスでも性格でもありません。
順番の問題です。
「順番は分かった。では、自分の場合は」
何を、いくらで、誰に売るのか。
これは記事を読んで決まるものではありません。自分の材料を並べて、初めて決まります。
その3ヶ月を、一緒に進めるコースがあります。
決めるだけで終わらせず、最初のお客様に売るところまで伴走します。
3ヶ月・隔週全6回/毎回3名限定/まずは無料の個別相談から
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つまずきやすい点は稼げるヒーラーになる2つのポイントにまとめています。


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