資格を活かす起業

「レイキでお金をもらうと代償がある」と聞いて、値段をつけられない方へ

陽だまりのサロンと女性 資格を活かす起業

「レイキでお金をもらうと、代償があるらしい」

そう聞いて、値段をつけられずにいる方がいます。

誰から聞いたかは、人によって違います。
伝授してくださった先生から。同じ講座の仲間から。ネットで見かけた文章から。

はっきりそう言われたわけではなくても、「なんとなく、お金にしてはいけない気がする」という感覚が残っている。
そういう方が、とても多いです。

 

この記事は、レイキやヒーリングを提供する側(ヒーラー・セラピスト・これから開業する方)に向けて書いています。
施術を受けたい方向けの内容ではありません。

正直に申し上げます。代償があるかどうかは、私には分かりません

私は起業のコンサルタントで、霊的なことの専門家ではありません。

ですから「代償なんてありません」と言い切ることはしません。
そう言える立場にないからです。

ただ、ひとつだけ、はっきり言えることがあります。

無料で続けた方が、そのあとどうなるか。これは何人も見てきました。

この記事では、そちらの話だけをします。

「代償」という考えは、どこから来たのか

これは私の見方ですが、伝え方の文化と、商売の文化が、もともと別のものだったからだと思っています。

技術を授けるという関係は、師から弟子へ、という形で続いてきました。
そこには、値段という考え方が馴染みません。

一方で、いまあなたがやろうとしているのは、自宅やオンラインでサービスを提供する仕事です。

場所代がかかります。時間を使います。勉強にもお金をかけています。
これは、文化ではなく事業です。

同じ言葉で考えると、混乱します。
「授ける」話と「商う」話は、分けて考えてください。

無料で続けると、3つのことが起きます

1. 無料だから来る人しか、来なくなります

これが、いちばん大きいです。

無料のサービスには、無料だから受けてみようという方が集まります。
悪い方ではありません。ただ、「困っているから、お金を払ってでも解決したい」という方とは、別の層です。

そして無料で来た方は、有料になると、ほとんどが来なくなります。

1年続けても、有料のお客様がひとりも増えない。
この状態になっている方を、何人も見てきました。

2. 相手が、本気になりません

意外に思われるかもしれませんが、これは相手のためでもあります。

無料で受けたセッションは、キャンセルされやすいです。遅刻もされます。
宿題を出しても、やってきません。

人は、支払ったものに対して本気になります。
1,000円でも払った方は、時間どおりに来て、ちゃんと受け取ろうとします。

お金をいただかないことが、相手の変化を妨げていることがあります。

3. 自分が、続きません

無料のセッションにも、準備の時間はかかります。記録もつけます。片づけもします。

それが積み上がると、家族に説明できなくなります。

「何をやっているの」と聞かれて、答えに詰まる。
そのうち、自分でも分からなくなって、やめてしまう。

せっかく学んだ技術が、そこで止まります。

お金をいただくことは、相手を選ぶことでもあります

値段をつけると、人は減ります。これは本当です。

ただ、減るのは「お金を払ってまでは要らない」と考えている方です。

残るのは、本当に困っている方。
あなたの時間を、きちんと受け取ろうとする方。

あなたが一番向き合いたいのは、どちらでしょうか。

値段は、人を選別するためのものではありません。
お互いが真剣になるための、約束のようなものです。

それでも怖い方へ。1,000円から始めてください

いきなり適正な価格をつけるのは、難しいと思います。

ですから、金額の大小は、まず考えないでください。

1,000円でも、2,000円でも構いません。
一度でも「自分の提供したものに、お金が支払われた」という経験があるかどうか。
そこが分かれ目です。

一度それを経験すると、次から言葉が変わります。
「受け取っていいんだ」と、頭ではなく体で分かるからです。

有料に切り替える具体的な手順は無料のヒーリングから有料に切り替えるとき、何をすればいいのかに書いています。

「頭では分かった。でも、自分の場合はどうなのか」

いま何を持っていて、どこで止まっているのか。
そこが分かると、次にやることが1つに決まります。

3問だけの無料診断を用意しています。

3問でわかる|学びの活かし方診断(無料)

回答は下山が一つずつ読んで、個別にお返事しています。自動返信ではありません。

値段をつけることは、自分を守ることでもあります

無料や、相場より極端に安い金額で受けていると、要求がどんどん増えていきます。

時間を延ばしてほしい。夜中に連絡したい。家族の相談にも乗ってほしい。

断ると、気まずくなる。
断れないから、受ける。そして疲れる。

これは、相手が悪いのではありません。
どこまでがサービスなのかを、決めていないからです。

値段を決めるというのは、金額を決めることではありません。
「ここまでをお渡しします」と、範囲を決めることです。

それが決まっていれば、断ることは冷たいことではなくなります。

では、いくらにすればいいのか

ここから先は、長くなります。

相場を参考にしてはいけない理由と、価値から決める手順は、別の記事にまとめました。

レイキヒーリングの料金の決め方|相場で決めると、なぜ生活できないのか

資格を取ったのに売れない、という状態そのものについては資格を取っても売れない理由|資格を収入に変えるための5つの段階に書いています。

ヒーラー・セラピストとして収入を安定させる順番はヒーラー・セラピストのための起業術にまとめています。

よくある質問

伝授してくださった先生に、お金を取ることを反対されています

先生は、技術を教える専門家です。
その方が「お金は取らない方がいい」とおっしゃるのは、技術を守る立場からの言葉だと思います。

ただ、値付けや事業の設計は、技術とは別の分野の話です。
先生に悪気はありません。そこは専門外なのです。

反対を押し切る必要はありませんが、別の分野の相談は、別の人にしてください。

お金をいただくと、効果が下がる気がします

効果については、私はお答えできる立場にありません。

ただ、有料にしてから、お客様の方が真剣になったという話は、よく聞きます。
受け取る側の構えが変わるためだと思います。

家族や友人からは、お金を取りにくいです

無理に取る必要はありません。

ただし、知人だけを相手にしていると、そこで止まります。
知り合いの数には限りがあるからです。

知人は知人のまま、別に「知らない方に向けた、有料のメニュー」を作ってください。
同じメニューの値段を上げるのではなく、別のメニューを作るのが現実的です。

すでに無料で受けている方に、急に請求はできません

請求しなくて構いません。

いまの方は無料のまま、新しく受ける方から有料にする。
これが、いちばん角が立たない進め方です。

長く来てくださっている方にとっても、自然な形になります。

まとめ

  • 代償があるかどうかは、私には分かりません。霊的なことの専門家ではないからです
  • ただし無料で続けると、無料だから来る方ばかりになります
  • 相手も本気になりません。支払ったものに、人は真剣になります
  • 自分も続きません。家族に説明できなくなります
  • まず1,000円。金額ではなく、受け取った経験があるかどうかです
  • 値段を決めるのは、範囲を決めること。自分を守ることでもあります
  • いまのお客様は無料のまま、新しい方から有料にする

お金を受け取ることに迷いがあるのは、あなたが誠実だからです。

その誠実さは、値段をつけたあとも消えません。
むしろ、きちんといただくからこそ、きちんとお返しできます。

一人では、決め切れないとき

何を、いくらで、誰に売るのか。
これは、机に向かって一人で決まるものではありません。

それを3ヶ月で決めて、最初のお客様に売るところまで伴走するコースがあります。

決め切る3ヶ月|商品と価格を決める個別コンサルティング

3ヶ月・隔週全6回/毎回3名限定/まずは無料の個別相談から

コメント